佐賀から長崎北部へ
今回は新幹線と特急を乗り継いで佐世保までのひとり旅です。佐賀県の有田市で途中下車し、陶器の鳥居がある陶山神社や磁石場跡を巡り、下調べで一目惚れしたモダンな有田焼を1点購入。再び電車を乗り継いで佐世保にやって来ました。これで一日目は終了。二日目は佐世保を拠点に平戸市と佐世保市山間部を回ります。
天守を模った皮種に、北海道産大納言を程よい甘さに炊いた小豆餡が入っています。シンプルなパッケージの正統派最中です。
日本初の西洋貿易の地
二日目はバス旅です。佐世保駅前から北上し、平戸大橋を渡り、終点の平戸桟橋まで2時間弱かかりました。松浦資料博物館では狩野探幽の獅子の屏風や豪華な螺鈿の品々の他、伊能図を筆頭に古地図が多数あります。建物は平戸松浦氏の武家屋敷で三浦按針ことウィリアム・アダムズも出入りしていたそうです。
時間が押してしまったので、急ぎ足でザビエル記念教会を外から眺め、英国商館通りを通って最中店に寄り、平戸城へ。平戸港の対岸に立つ平山城です。復元天守では歴史体験展示、懐柔櫓では城泊ができ、今年5月には乾櫓にランチレストランがオープン。なかなか力を入れていますね。上の画像は見奏櫓越しの眺望です。城内の平戸つつじは8分咲きでした。
平戸城もなか
菓子処津乃上 長崎県平戸市魚の棚町300 0950-22-3021 不定休 1個140円
英国商館通りの続きの裁判所通りから城へ続く袋町通りへと曲がった所です。最中の他に牛蒡餅とレモンケーキも評判のようです。すぐに食べようと買った「やぶれ万十」には薄い経木が敷かれていました。隣に駐車場2台分あります。