武雄神社のご神木
長崎県北部と佐賀県の旅第3回です。佐世保を出発して佐賀県武雄温泉駅で下車。楼門もなかの店は定休日ですが、武雄神社の大楠を見に行きました。樹齢3000年と言われるご神木で、竹に囲まれて佇ずむ様は神秘的。知名度が低いように思いますが、国外の観光客には知られているようでした。そして、この旅の最後の訪問地、鳥栖市へ。
冬のすずめが寒さから身を守るため羽毛を膨らませた姿の最中です。厚みのある形の皮種につぶし気味の程よい甘さの小豆餡が入っており、形が同じ小さいサイズは子すずめ最中と呼ばれています。
鳥栖のすずめは黒い
鳥栖駅は鹿児島本線と長崎本線の分岐駅で、蒸気機関車が頻繁に通るため、鳥栖のすずめは黒いと言われていたとか。今は操車場跡は緑まぶしい広場になっており、構内の地下通路「線路下のギャラリー」では鳥栖駅の歴史の写真が展示されていました。尚、鳥栖の名の由来ですが、奈良時代にこの地でいろいろな鳥を飼育して朝廷に献上していたそうで、鳥屋の郷(さと)が変化して鳥栖となったとのことです。
上の画像は操車場の記念碑とサッカースタジアムで、駅の出口から虹の橋と名付けられた歩道橋を渡って来られます。駅を見学した後は、サロンパスの久光製薬が運営する中冨記念くすり博物館へ。日本の薬の歴史や英国の古い薬局の展示、薬草の庭などをのんびり見学。この3日間歩きに歩いたので帰りはタクシーで駅へ。どこを訪れても皆さん親切だったなあと思い返しながら福岡から飛行機で帰りました。
ふくらすずめ最中
水田屋 佐賀県鳥栖市本町1‐970 0942‐82‐2071 第2・4木曜定休 大:250円+税 小:150円+税
駅正面から400mほどの本町信号の角で、壁にはふくらすずめ最中の大きな文字があります。カラフルな彩すずめや季節限定餡もあるようです。宿場まんじゅうやおはぎの他、ブランデーケーキやシュークリームなどの洋菓子もあります。隣に2~3台駐車場あります。