ちんとろ最中:愛知県半田市

ちんとろ最中

夕闇に浮かぶ「ちんとろ舟」

なんとも珍妙な名前ですが、半田市の春祭りのひとつ「ちんとろ祭り」で神社の池に浮かべる舟を模った最中です。
チントロ、チントロというお囃子の擬音からそう呼ばれるようになったとか。
12個+365個の提灯がこんもりと飾られた2隻の舟が夕闇の池に浮かぶというのですが、その前に最中のお店へ行って来ました。

ちんとろ最中

最中を注文すると「餡を詰めますので少しお待ちください。」とのこと。それならばと、今食べる分も追加して、店の一画のテーブルですぐさま試食。
一口目で「おーっ!」となりましたよ。皮種の香ばしさとざくざくした食感は、形の複雑さが生み出すものなのでしょうか。餡は硬めでほどよい甘さです。持ち帰って食べた抹茶餡も種の強さに負けない風味でした。

ごんぎつねの里

一方、祭りはと言うと雨模様で心配していたのですが、それよりも風が強くなってきてしまいました。120mほどの幅がある池で舟が押し流されてしまうので水上の祭りは中止となってしまいました。
でも、半田市はそれだけじゃありません。祭りは4月ですが、秋には新美南吉記念館の近くを流れる矢勝川の堤防に彼岸花が咲き誇ります。下の写真は去年の9月末に行った時のものです。

矢勝川の彼岸花

ごんぎつねが六地蔵の陰から兵十の母親の葬式を見る場面で「赤い布のように咲きつづいていた」彼岸花を再現しようと生前の南吉を知る人が植え始めたそうです。
新美南吉記念館は半地下になっていて、前の広場の芝生が屋根まで続いています。南吉作品の絵本や狐の雑貨、狐のクッキーなどが手に入ります。

ちんとろ最中

丸初製菓本舗 愛知県半田市本町7丁目20 0569-21-0391
火曜定休 1個140円
JR半田駅から350mほど。はす向かいの商工会議所駐車場にも駐車できます。