銅鐸最中:静岡県浜松市

41.銅鐸最中

銅鐸と可憐な花の公園

やっと暑さが収まってきた秋分の頃、花を見に行こうとの誘いを受けてやって来たのが浜松市細江のどうたく公園。絶滅危惧種のシラタマホシクサを地元のNPOが育てている場所です。テレビのローカル番組で紹介されたらしく、谷合いの小さな公園には4組ほどの人たちが来ていて、白い小さな花にカメラを向けていました。

この公園は斜面に張り付くように作られた小さなもので、駐車場から土を固めた急な階段を上がると柵に囲まれた発掘場所に銅鐸のレプリカが置かれています。子供たちが遊べるような公園ではありませんが、この上には手作りの小さなフィールドアスレチックがあるようです。この日はゲートが閉まっていました。

41.銅鐸最中

細江はみそ饅頭が有名で、小さな街に和菓子店がいくつもありますが、そのうちの1軒に銅鐸最中があります。三遠式銅鐸の皮種に入っているのは、粒餡、白餡、みかん餡の3種類。程よい甘さの餡がたっぷりです。白餡には小豆粒が混ざっており、みかん餡は刻んだ皮のほのかな苦みが白餡とよく合います。

浜名湖周辺で26個

細江町では9個の銅鐸が見つかっており、この滝峯の谷の斜面には点々と6個が見つかっています。どうたく公園のものは、滝峯才四郎谷銅鐸と呼ばれる近畿式銅鐸です。平成元年に研究者が発見したもので、金属探知機による発見は全国初とのことです。この付近では三遠式銅鐸と近畿式銅鐸が出土しており、同じ集団によって埋められたと推測されています。これにより2つの銅鐸圏を巡る議論がより複雑になったようです。

41.銅鐸公園

公園を見学した後は、細江町の民俗資料館へ。1階は浜名湖の漁や藺草と畳表生産の道具、2階は出土した銅鐸と姫街道の資料が展示されていています。このうち悪ヶ谷銅鐸はレプリカで、本物は東京国立博物館にあります。入場無料で、申し出れば展示品の写真撮影OKです。姫街道については別の最中があるので近々紹介します。

銅鐸最中

お菓子のとやま 静岡県浜松市北区細江町気賀129-1 053-522-0321 火曜定休、10日火曜は営業・翌日休み 1個120円
姫街道の1本西で、天竜浜名湖鉄道の線路脇、うなぎの清水家の向いです。リニューアルした広い店舗で駐車場は6台分。細江名物のみそ饅頭は人気が高く、1日3回の作りたてが購入できます。ところてんや直虎豆腐(お菓子です)、洋菓子もあります。

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